科目群
研究機関とURA
科目名
日本のURA
研修時間
60分
講義形式
講義
評価方法
試験
概要
URAの業務を理解するための前提として,国の主導で進められてきた我が国のURA整備の経過と現在の状況について概説する。そして,これまでの整備によって,URAの業務とスキルがどのように考えられているかについて述べる。また,機関の経営者層,研究者,事務職員,URA類似職(産学連携コーディネータ―等)との関係を述べる。
達成目標
- URAが我が国の科学技術政策の中でどのように期待され,どのように整備されてきたかを理解する。
- URAの業務とスキルを理解する。
- URAとして他の職種の人達と連携して業務に携わるために,経営者層,研究者,事務職員,URA類似職の業務を理解する。
キーワード
我が国の科学技術政策の中でのURA ,URAの業務とスキル,URA以外の職種とURAの関係
内容
- 大学の歴史
・世界の大学の(簡単な)歴史 ・日本の大学の歴史(旧制,新制,国立大学法人化,私立大学,公立大学法人化等)
- 大学の設置に関する法律等(簡潔に)
・教育基本法 ・学校教育法 ・大学設置基準 ・学位規則 等
- 大学における研究
・研究の種類(基礎研究,応用研究,調査研究,開発研究など,人文社会系,理学工学系,医歯薬生命系など)
・研究の環境(研究の特殊性(研究テーマ決定,実行方法など),裁量労働制,研究スペースと研究費)
- 大学の財務
・財源 ・財務諸表 ・従うべき規則等(民間企業との違いを含む)
- 大学の構成
・教員組織(教教分離を含む) ・事務組織(URAの位置付けについては科目2で述べる)
- 大学以外の公的研究機関
・国立研究開発法人 ・公立の研究機関