認定を受審する際に,所定の研修を修了する必要があります。ここではその研修科目について紹介します。
研修科目のレベル
研修はFundamentalレベル,Coreレベル,Advancedレベルの3つのレベルで構成されています。
Fundamentalレベル:URA業務上の課題の発見と解決を上司の指示のもとに行うことができる知識のレベル
Coreレベル:URA業務上の課題の発見と解決を自立的に行うことができる知識のレベル
Advancedレベル:URA業務上の課題の発見と解決を主導的に行うことができる知識のレベル
科目構成
令和元年度事業では,Fundamentalレベルと Coreレベルについて科目を検討しました。Advancedレベルについては本事業で検討する予定です。
Fundamentalレベル,Coreレベルの科目については,平成25年度に東京大学が作成した「スキル標準」の22項目を土台として,現在の状況,将来の可能性を考慮し,必要な科目,内容の追加等により,10科目群,15科目を設定しました。
科目群番号,科目番号は受講を推奨する順番です。順番ごとに受講いただくことで理解しやすくなると想定しています。科目の関係をカリキュラムマップで示します。なお,理解促進という観点から,Coreレベルの受講にはFundamentalレベルの受講修了を要件としています。
科目群 | 科目名 | ||
A | 研究機関とURA | 1 | 大学等の研究機関 |
2 | 日本のURA | ||
B | 研究力分析とその活用 | 3 | 科学技術政策概論 |
4 | 研究力分析とその活用 | ||
C | 研究開発評価 | 5 | 研究開発評価 |
D | 外部資金 | 6 | 外部資金概論 |
7 | 申請書・報告書の作成支援 | ||
E | 研究プロジェクト | 8 | 研究プロジェクトのマネジメント手法 |
F | 産学官連携 | 9 | 産学官連携 |
10 | 地域連携 | ||
G | 知的財産 | 11 | 知的財産 |
H | 研究コンプライアンスとリスク管理 | 12 | 研究コンプライアンス及びリスク管理① |
13 | 研究コンプライアンス及びリスク管理② | ||
I | 研究広報 | 14 | 広報 |
J | 国際化推進 | 15 | 国際化推進 |