リサーチ・アドミニストレーターの
認定制度の実施に向けた調査・検証

Core 10 地域連携

科目群

産学官連携

科目名

地域連携

研修時間

120

講義形式

講義,演習

評価方法

レポート

概要

地域連携の具体的な連携形態について、、イニシャチブを取るセクター毎に整理し、その事例が、有期的なプロジェクトなのか、あるいは仕組み(システム)なのかで、分類し、例示する。また、地域連携が成立し持続性が担保されうるための要因や、そのためのURA(産学連携CD等のURA類似職を含む)の役割の在り方についても述べる。さらには複数の地域の事例を通して、それぞれの地域性に応じた成立要因等についても理解を深める。

達成目標

  1. 地域連携の具体的な連携形態・類型について理解する。この類型化は,イニシャチブを取るセクターによって性格が大きく変わるので,これによる分類と,プロジェクトなのか,仕組み(システム)なのかで,活動の内容が異なるので,これによる類型化も行う。
  2. 先行する地域連携事例を通じて理解を深める。また,その際に外形的な取り組み内容だけでなく,URA(産学連携CD等の類似職を含む)が,具体的にどういったことを担ったのか,その際に必要な知識やスキルがどういったものであるのかを学ぶ。

キーワード

地域連携、社会貢献、地域課題の解決、地方創生、自治体との連携、連携協定、プロジェクト組成

内容

  1. 地域連携の最新の動向
  2. 地域連携のイニシャチブを取るセクターから見た連携携帯・類型

・官が主導する地域連携(地域の社会課題に基づく連携等)

・大学が主導する地域連携(大学研究シーズに基づく地域の大手企業との包括的な連携研究プロジェクト等)

・産セクターが主導する地域連携(産セクターが主導する異業種交流的な産学交流の仕組み等)

・学生や地域住民が参画する連携プロジェクト

  1. 先行する地域連携事例の分析

・地域連携プロジェクトや仕組みを通じて大学が成果を創出する等のインセンティブが得られるための条件

・研究活動に直接タッチせずその地域連携のマネジメントをする立場の方における留意点

  1. (ミニ演習)ケースを用いたグループワーク

 ※事前課題として配布し,当日はグループディスカッションを中心に進める。

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